骨密度測定について(DIP法※MD法の改良型)

骨密度検査とは
骨の中のカルシウムなどのミネラル成分の量を測定し、骨の強度を評価する検査です。
主に骨粗しょう症の診断や、骨折リスクの評価に用いられます。

当院では
DIP法(Digital Image Processing method)を実施しています。
DIP法は、手のX線画像から第二中手骨の骨密度を測定する方法です。
左手とアルミニウム板を同時に撮影し、画像上の濃度を比較することで骨密度を算出します。
MD法を改良したもので、測定誤差の低減や測定時間の短縮が図られています。
  ※MD法 (微小濃度測定法)
   手の骨とアルミニウム板を同時に撮影し、骨の濃度を測定する方法です。

(検査おすすめの症状)
・閉経後の女性:
閉経後は骨密度が低下しやすいため、定期的な検査が推奨されます。
閉経前の数値を自主的に測る方もいます。その後の変化をみる為におすすめです。

・ 高齢者:
加齢とともに骨密度は低下するため、高齢者も検査をおすすめしています。

・ 特定の病気(糖尿病、関節リウマチなど)や薬(ステロイドなど)を使用している人:
これらの病気や薬は骨密度を低下させる可能性があるため、検査をおすすめしています。

(料金表)
・3割負担で約1500円
※ 保険では、最大4か月に1度の検査が可能です。
料金はMD法が適用され明細にはMD法と記載されます。

保険適応の方は 検査料(2025.6月現在)+初診・再診・外来加算などがつきます。
・自費(健診)の方は1500円になります。

 画像画像

 

ページトップへ